我が家の裏には元田んぼだった空き地があります。
ちいさな溜め池があり、そのヘリには紅葉や梅が育っています。
天候のいい日は裏のテラス(良いように言って)で
向かいの山を見ながら
七輪でお肉や野菜を焼いて過ごします。
家の裏の窓から見える、その空き地のモミジの木に
ある日アヒルが枝からぶら下がっているような、
白いものがだらりとしていたことがありました。
よくよく観察してみると
モリアオガエルの卵!
モリアオガエルが生息しているとは聞いていたものの
それらしき卵を見たのは初めてでした。
これはもう終わりまで観察するしかない!
調べると1週間ほどで茶色に変色し
オタマジャクシに変わり下のため池に落ちていくそうですが
その様子を毎日観察。
どんどん色が茶色くなる。
ある日ハンターさんと
観察をしていると
ハンターさんが
「ここにいてるやん!!」と

指さすのは私の少し横
家の壁にぺたりと
アマガエルよりははるかに大きく
こぶしより少し小さい見たこともないカエルが張り付いてました
これがモリアオガエル!!!
指の大きさがとても特徴的でした。
私と同じようにオタマジャクシが世に放たれるのを
ここから見守ってたんでしょうかね。
きっかり1週間ほどで
木に付いていた白い泡はなくなってしまいました。

そしてカエルより気になってしまった上の不気味な物体。
ここから何が生まれるんでしょうか。
モリアオガエル
- 山地で多く見られ、非繁殖期はおもに森林に生息するが、繁殖期の4月から7月にかけては生息地付近の湖沼や水田、湿地に集まる 。
- 日本の本州の広い範囲に分布する。
- 木の上で生活、そのため吸盤がついている
- 自然の多いところを好む
- ヒキガエルに次ぐ大きいサイズのカエル
- 泡状の卵塊を生む
- 福島県の平伏沼・岩手県の大場沼の2カ所が「モリアオガエルの繁殖地」として国の天然記念物の指定されている。ここでは触ることも禁止されている
- 繁殖期は「ココ、ココココ」と高い音で鳴く
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