木工

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独学は遠回り。なハナシ

木工をはじめて10年と少しになります。丸太を拾って木彫を始め基礎を習いたいと木工教室へ。そこで木の器制作にハマり、深掘りしたくてほかの人の作品、展示会、書籍や、ネットサーフィンをして木の器のあれこれに触れました。ある時隣の県へ個展に来られて...
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生き物はデザインの宝庫

先日、作家仲間とニフレルへ。大阪府池田市のEXPO CITY内にある水族館と動物園が融合した施設。開園してからそこそこ経つけれどなかなか行く機会がなかったところ。初ニフレル。運営は海遊館とあって魚の展示がとても豊富で魚の模様や形、まるでアー...
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ちょうなで名栗

お手伝いしている酒屋さんの看板を作り替えることになりました。大きな栗の木を用意してもらいそこにちょうなでハツって名栗にしようと。ちょうなとは?「釿・手斧」(ちょうな)木の表面を削るための道具日本固有のものではなく、石器時代から世界各地で使わ...
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日本酒と盃のギフトセット

私の住む里山には古い酒屋さんがあります。元造り酒屋の築150年の嶋田酒店先代嶋田さんは2024年に引退されこの歴史ある嶋田酒店を古民家再生を得意とされる坂井建築事務所さんが跡を継がれました。私はそのお手伝いで週末時々店番をしています。そんな...
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多面体つみき

器制作をする過程では材がたくさん出てきます。捨てるには忍びなく冬の薪ストーブにするには勿体なく。そこそこサイズのあるは材は何か小さな作品に変えていますそのうちの一つ【多面体つみき】こんなブロックを作ってほしいと頼まれたことでこんな積み木が世...
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木の骨壺

大切な人を想った、とても心温まるオーダーをいただきました。数年前に亡くなられた旦那様の骨壺とお供え物を置くコンポート。とても仲の良かったお二人オーダーのお話を伺った時に「陶器の骨壺が息苦しそうで木にしてあげたい」と。とても責任の重いオーダー...
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kitoutsuwaの成り立ち

SNSが誰でも見れる今では珍しくもないのですが女性でありながら、しかも小柄な私がチェーンソーを振り回したり丸太を担ぐ話をすると「なぜ木工家に?」と時々聞かれるのですがまったく意図していなかった現在です。30代前半登山にはまっていた時期があり...